巷でよく見かけるこれらのキャッチフレーズ。街中で見かけることが多く、広告もポップなデザインで作られていることが多いことから敷居が低いように感じられます。そして、一見するだけだと、自身の借金に関して「救い」であるかのように感じられます。
しかし、こうした甘い言葉には注意を払わなければなりません。
「お金貸します」これは、返済期日が近づいている借金に関して、他のところから借りたお金で返済をしているだけで、借金の残高は減るどころか、逆に増えてしまうものです。
「おまとめローン」というのは、複数の業者から借金をしているときに、借金をひとつにまとめて利率を下げることを目的として行われます。そのこと自体は良いのですが、問題は、本来支払う必要のない借金まで支払うことになってしまうことです。まず利息制限法に従って引き直し計算を行なって借金を減らしてから合法的に残る借金だけを払う、というのが正しい進め方です。
借金に関しての悩みは返済が間に合わなくなってしまったり、返すこと自体ができなくなってしまったりといったものです。その解決の方法は借金の元本自体にアプローチをすること、これしかないのです。そして、それを合法的にうまく解決する手段があります。それが債務整理なのです。
債務整理は誰もができるものではありません。国家資格が必要となってきます。そのひとつが弁護士です。プロに相談し、しっかりと向き合うことが借金問題を解決する唯一の方法です。