事業資金の補填

 事業をされている方は借金をされている方が多いです。

 

 個人で事業をされている方も、会社を立ち上げ経営されている方も、事業を立ち上げる際に借金をしていたり、事業を継続させるために個人で借り入れをして会社の借金の返済に充てたり、しているからです。

 

 

 また、会社を立ち上げている方の場合は会社の借り入れの連帯保証人になっている場合が多く、個人的な借入がない方でも、会社が倒産する場合、会社の借金を背負うことになって会社とともに自己破産をする方もいらっしゃいます。

 

 事業資金の補填のための借金は、事業を継続するための借り入れですから、多額になっていることが多いです。そのため、事業をされていて借金問題で相談に来られる方のほとんどは、もうどうにもならないから自己破産をしたい、と相談にいらっしゃいます。

 

 債務整理の方法として、任意整理や個人再生という選択肢もあるのですが、これらの手続きをしてしまうと、信用情報機関に登録されることとなるため(いわゆるブラックリスト)、今後の事業資金の借り入れが難しくなります。

そのため、事業を続けたいと考えていらっしゃる方は、借金をどうにかできそうという段階で相談にいらっしゃることは少ないです。

 最終的に、もうどうしようもない、事業を辞めて、借金を自己破産で清算したい、と相談にお越しになる方がほとんどです。

 

 事業をされている方で、借金問題でお悩みの方は、「もうどうしようもない」「自己破産するしかない」という状況になる前に、相談だけでも早めにしておく方がよいでしょう。

 

事業資金の補填が理由で借金をした方債務整理事例

No. タイトル
8 自己破産㊷経営者が会社の連帯保証人になっているため、法人破産と自己破産した解決事例
7 自己破産㊶嵩む借金に一家心中も考えたが、自己破産することで思い留まった解決事例
6 自己破産㉗販売ノルマ達成の補填のための商品購入により、 借金がかさみ自己破産した事例
5 自己破産㉓接待費の支払いが嵩んだことにより、個人再生の申請を弁護士に依頼したが、折り合いが悪く、当事務所にご依頼いただいた自己破産の事例
4 自己破産⑱事業不振により借金が重なり自己破産をした夫婦の事例
3 自己破産⑰景気後退と比例して売上が減少したため、廃業と自己破産をした事例
2 自己破産⑫夫の事業不振がきっかけで借金が膨らみ、離婚を機に自己破産した事例
1 自己破産⑥両親が経営する会社の借金の肩代わりをしたために自己破産をして その弁護士費用を分割で支払った事例

 

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