解決事例64 店舗運営が行き詰まり、法人破産をした事例

依頼者属性

所在地:佐賀県小城市
業種:花屋
負債:約3600万円
借入先:62社

負債をした理由

もともとは社長が個人で花屋を営んでおり、経営はうまくいっていました。
経営が順調であったため、店舗を大きくしたいと考え、店舗の場所を移し、会社にしました。
しかし、店舗の移転先近くにあったホームセンターとの競争が激しく、また店舗の立地条件も悪かったため、以前ほどの売り上げがなく、負債だけが増えていくことになってしまいました。
負債が増え続けていく中、新たな業種にもチャレンジをしましたが、それも失敗し、負債がさらに増えてしまいました。

ついには借り入れをするところがなくなってしまい、倒産するしかないと、法人破産について相談したいと当事務所にお越しになりました。

当事務所の活動

会社の決算書などを確認したところ、売り上げに対する支払いが大きく、とてもこのまま営業を続けていくことができる状況ではありませんでした。
お金を貸してくれるところもありませんし、支払うお金もなかったため、法人破産を選択する他ないとアドバイスをさせていただきました。

結果

法人破産の場合、破産管財人が選任されます。そして、簡単に言うと、破産管財人が会社にある財産を確認し、お金に換え、債権者に配当を行う、という流れになります。

今回は、会社に売ってお金に換えることができるような財産がなかったため配当までには至らず、破産手続の廃止決定が出て、手続きは終了となりました。

法人破産の場合、免責ということにはなりません。破産することによって、会社自体がなくなってしまうからです。会社自体がなくなる以上、当然支払う借金もなくなるということになります。

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  • 600万  円~1000万  円

※中高年世代は40代~50代、シニア世代は60代以上です

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