解決事例81 浪費による自己破産だったので管財事件となったが、反省文を書くこと、管財人と話すことなどで免責を認めていただくことができた事例

依頼者の属性

佐賀県 多久市 在住
20代 女性
借 金 約480万
借 入 17社

借金をした理由

彼女は就職して、一人暮らしをはじめ、奨学金の返済はあったものの、つつましく生活していました。このころ奨学金以外の借金はありませんでした。

就職して、化粧品などを購入するようになりました。複数のカードを作り、そのカードを利用して、ネットで購入するようになりました。最初はカードの利用は少しだけでした。しかし、繰り返しカードを利用していくうちに、今まで欲しくても買えなかったものをすぐに買うことができてしまうので、我慢することができなくなり、次第にカードを利用する回数が増えていくようになりました。

当然、借金の金額、月の返済額も増えてしまい、給料では賄えなくなってしまいました。

そこで、彼女はさらに消費者金融にまで手をだしてしまいました。

その後は、自転車操業状態です。

借りては、返し、を繰り返し、どんどん借金が増えていきました。

ついには、どこからも借入をすることができなくなり、返済が滞るようになりました。すると、職場にまで督促の連絡がくるようになり、それが原因となって仕事を辞めてしまいました。仕事を辞めてしまったので、収入はなくなり、返済が全くできなくなりました。

そこで、両親に借金のことを正直に話し、自己破産をしたい、と事務所まで自己破産の相談にお越しになりました。

当事務所の活動

彼女がカードで購入を繰り返した行為はいわゆる浪費でした。しかも数年の間に約480万円もの借金を作っています。免責不許可事由があるうえ、その事情もよくありません。

しかし、彼女は無職です。すぐに就職先がみつかる状況でもありません。自己破産を選択するしかない状況でした。

そこで、彼女には、二度と、カードを利用して、自分の収入で支払える以上のものは買わないこと、リボ払いは絶対にしないこと、などを約束してもらい、自己破産で依頼を受けることとなりました。

結果

借金が多額でそのほとんどが浪費だったため、やはり管財事件として進められることとなりました。彼女は、相談時には泣きながら話をしており、とても反省していました。そこで、きちんと反省していることをわかってもらうために、彼女には反省文を書いてもらいました。また、管財人の先生とも何度か話をし、彼女の反省を伝えさせてもらいました。これらのことが影響したかどうかはわかりません。ですが、彼女が十分に反省していることが伝わったのか、免責を認めてもらうことができました。

彼女は借金が原因で、仕事を失い、一からやり直すことになりました。自己破産という経験を糧に、お金の管理には十分気をつけて、今後も生活していってもらいたいと思います。

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※中高年世代は40代~50代、シニア世代は60代以上です

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