解決事例79 病気で仕事に行けなくなり生活費を借り入れで補っていた方の自己破産の事例

依頼者の属性

佐賀県 武雄市 在住
40代 男性
借 金 約500万
借 入 10社

借金をした理由

彼は30代半ばを過ぎたころ、体調を崩してしまいました。病院では、うつ病と診断され、仕事に行けなくなり、足りない生活費を借入で補うようになりました。

その後、復職しましたが、完治しておらず、また仕事に行けなくなってしまいました。そのため、退職することとなり、実家に戻ることになりました。

しばらく、仕事をすることができない状況が続いたため、収入がなく、借金の返済のために、さらに借り入れを繰り返してしまいました。その後も、仕事を始めては、病気が再発して、仕事を辞める、ということを繰り返す生活が続きました。

結局、仕事をしていない期間の借金の返済を借金でしてしまっていたため、どんどん借金が増えて行ってしまいました。

家族に借金のことを話すこともできず、借金の返済に追われることで、よりうつ病が酷い状態になっていきました。

そうしたところ、借入先から督促の電話が来るようになり、このままにしておくことはできないと、ネットで当事務所のホームページを見て、当事務所に借金の相談にお越しになりました。

当事務所の活動

借金の相談にお越しになった時、彼は借金の支払いに追われ、非常に暗い表情をしていました。ギャンブルや浪費などとは違い、病気のことで、借金を重ねてしまったのだから、自己破産をして、借金に追われない生活を取り戻しましょう、と話をさせてもらったところ、本人も自己破産をして、借金に追われずに生活していきたい、とのことでした。そこで、自己破産の依頼を受けることとなりました。

依頼後の彼はふっきれた表情をしており、相談前と比べ、だいぶ暗い表情がとれていました。私が、だいぶ表情が明るくなりましたね、と話をすると、今まで借金のことを家族に話すことができず、一人で考え悩んでいたが、それを話すことができてスッキリすることができた、自己破産をすることで借金問題が解決できる、という見通しがたってよかった、と話をしてくれました。

結果

特に財産はなく、借金の原因もギャンブルや浪費などでもなかったため、管財手続きとならず、同時廃止手続きで進むこととなり、免責が認められました。

借金のことは、なかなか人に相談できることではありません。特に身近にいる家族には話しにくいものです。

今、借金をしていて、支払いに困っている方は、一人で抱えこまないようにしてください。まずは、相談からはじめてみてはいかがでしょうか?人に相談するだけでも心に余裕ができると思いますよ。

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  • 20〜30代
  • 中高年世代
  • シニア世代
  • 借金額
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  • 600万  円~1000万  円

※中高年世代は40代~50代、シニア世代は60代以上です

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