解決事例80 浪費とリボ払いで借金が膨らみ、自己破産に至ってしまい、管財事件になってしまったが、粘った結果免責となった事例

依頼者の属性

佐賀県 武雄市 在住
50代 女性
借 金 約550万
借 入 8社

借金をした理由

待ち合わせの時間まで服屋で時間をつぶしていた際、手持ちがなく、カードで洋服を購入したことが、借金の始まりでした。その後も案内の連絡が来るたびにカードで簡単に洋服が買えるのでカードを利用して洋服を購入するようになってしまいました。

もちろん、毎月の返済が大きいため一回払いではなく、リボ払いです。リボ払いだと月々の返済額は大きくかわらないため、カードを繰り返し、利用してしまいました。

すぐに借金の限度額となってしまったため、彼女は、さらに新しい別のカード会社でカードを作り、洋服を購入することをやめませんでした。その後、買い物依存症のような状態になり、洋服だけでなく、宝石などの貴金属類もカードで購入するようになってしまいました。

気づいたときには月々の返済額が大きくなってしまっており、返済のために借金をしなければならない状況にまで陥ってしまいました。

収入は増えていないのに、借金だけが増えて行き、とても生活できる状況ではありません。

そこで、自己破産について考えるようになり、ネットで調べたところ、当事務所のホームページにたどり着き、自己破産の解決事例を見て、自己破産について相談したいと考え、事務所にお越しになりました。

当事務所の活動

彼女の収入からすれば、すでに支払える状況ではなかったため、自己破産を考えるべき事案でした。ただ、借金の原因の半分が洋服や貴金属類の購入でした。そのため浪費に該当することは明らかでした。

浪費は、免責不許可事由です。

そのため、自己破産で進めると管財事件になります。そこで、個人再生で、少しでも支払うという方法も検討しましたが、個人再生では、彼女の生活を立て直すことは難しく、やはり自己破産で進めるほかありませんでした。

そこで、依頼者に浪費が免責不許可事由にあたること、管財事件になることを話しました。そして、今後二度と浪費しない、十分に反省している、ということを理解してもらって、なんとか免責を認めてもらえるよう、頑張りましょう、と話をし、自己破産で進めることとなりました。

結果

予想通り、管財事件となったため、管財人の先生の指導を受けながら、二度と浪費にあたるような行為をしないことを理解してもらい、最終的には免責まで認めてもらえることができました。

リボ払いを利用していると、月々の返済金額が急に増えることはないため、支払っていけるような気になります。ですが、気付いたときには借金が増えており、月々の支払金額もいつの間にか大きくなっていた、という話は自己破産をする方からよく聞く話です。

自己破産をしたくないとお考えの方は、安易にリボ払いを利用しないように気を付けてください。。

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