解決事例68 夫のDVから逃げるためにできた借金による自己破産だったため、破産管財人が選任されることなく、同時廃止事件にできた事例

依頼者属性

佐賀県 西松浦郡有田町 在住
50代 女性
借金 約330万円
借入 11社

借金をした理由

夫のDVから逃れるために、彼女は幼い子供を連れて家を出ました。突然、家を出ることになったため、仕事もなく、当面の生活費を借り入れで賄う他ありませんでした。

その後、離婚することになり、仕事も決まり、質素ながらも生活をしていくことができるようになりました。しかし、会社の経営状況の悪化に伴い、給料の支払いが遅れたり、減額されたりするようになりました。そのため、生活費が足りず借り入れを増やさざるを得ませんでした。

その後、会社が倒産したため、再就職しましたが、給料が下がり、生活費が足りなかったため、さらに借り入れを増やすことになってしまいました。生活が厳しくなり、より節制して生活を行っていましたが、借入と返済を繰り返すしかない状況になっていました。

借金を支払うことができるのだろうかと、悩んでいたところ、当事務所のホームページを見つけ、まずは借金について相談してみようと考え、当事務所にお越しになりました。

当事務所の活動

お話を聞かせてもらったところ、お子さんと二人での生活は非常に質素なもので、少ない生活費でなんとか生活している状況でした。努力して節制しても収入が少なく、借金の返済ができない状況でした。そこで、自己破産することを提案させてもらいました。

最初は、自己破産という言葉を聞いて、悩んでいらっしゃいました。ですが、現実的に支払いが困難であること、今後お子さんが成長するにつれ、より多くの生活費が必要となるため、少しでも貯蓄できるようにした方がよいこと、などをお伝えさせていただいたところ、自己破産で人生をやり直したい、とのことでした。そこで、自己破産で進めていくこととなりました。

結果

借金の理由がやむを得ないもので、特に財産もなかったため、破産管財人が選任されることなく、同時廃止事件として進められ、無事手続きは終了しました。

やむを得ない状況で借金を抱え、支払いが困難になることもあると思います。そのような時は一人で悩まず、まずは相談するようにしてみてください。

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