佐賀県 白石町在住 20代
男性 借金約190万円 借入先8社
彼はギャンブルなどもしていましたが、収入の範囲でしており、車をローンで購入しても返済に困ることもないような生活を送ることができていました。
しかし、会社の業績が下がり、突然給料が大きく減額され、賞与もなくなってしまいました。そのため、突然車のローンを支払うと生活費が足りなくなってしまうという状況に陥ってしまいました。そこで、やむなく生活費のために借入をしました。
結局、その後も会社の業績が上がることはありませんでした。収入は以前減ったままです。当然生活費が足りないため、新たに借り入れをするしかありませんでした。このようにして徐々に借入先が増えていき、生活費どころか返済のための借り入れが主になってしまってしました。彼は、毎日借金の返済のことを考えながら仕事をしていくことが嫌になり、会社を辞め、実家の方へ帰ることにしました。
ですが、実家の方で新たな仕事を探しても、なかなかみつけることができませんでした。当然借金の返済ができません。そこで、どうにかしなければと私のところに借金についての相談にいらっしゃいました。
彼は収入がない状態でした。借金を支払えない状況にあることは明らかです。自己破産を検討すべき事案でした。私から彼に現状では自己破産がよいのではないでしょうかと話をさせてもらいました。すると、彼自身も自己破産もやむを得ないだろうと覚悟していたようで、自己破産ですすめていくことに了承してもらえました。
自己破産の手続きは彼に大きな財産がなかったため同時廃止手続きで終了させることができました。
自己破産をした以上、もう一時は借り入れができなくなります。なるべく早く仕事を見つけて頑張っていってほしいと思います。
※中高年世代は40代~50代、シニア世代は60代以上です