解決事例57 病気による借入によって自己破産したが、免責・同時廃止手続きをとることができた事例

依頼者属性

佐賀県 伊万里市 在住

50代 男性

借金 約540万円

借入 5社

借金をした理由

彼には持病があり、治療費が足りないときに借入をしたのが最初の借金でした。

その借金はきちんと返済することができていました。ですが、担当者が変わるたびに借り換えを勧められて、勧められるままに借り換えを行っていました。

借換えをする度に借入額が少しずつ増加していきました。

その後、ある借入先から、もしもの時に使えるからと言われカードを作りました。当然必要ないカードで使うつもりもありませんでした。ですが、借金の返済に困った時や、急な出費の際にそのカードを利用してしまい、借入が増えてしまいました。

そのようにして借金は徐々に増えていましたが、遅れることはあっても返済はできていました。

しかし、自分の体調に異変がおきました。

持病が悪化してしまい、仕事をしようにも痛みがひどく、とても働ける状況ではなくなってしまったのです。彼は次第に仕事を休みがちになりました。

当然、給料も減ってしまい、返済のために借入を繰り返すようになっていきました。

彼が返済のための借り入れを繰り返す中で、このままどうすればよいのだろうと悩んでいた時、偶然、ネットで自己破産のことが書かれていたサイトを見つけました。

自己破産によって人生をやり直すことができたという話を見て、自分も自己破産をして人生をやり直したいと思うようになりました。そして当事務所に自己破産の相談にお越しになりました。

当事務所の活動

彼は、ほぼ休職状態で、給料は微々たるものとなっていました。借金の返済がなかったとしても、生活がやっとできるかどうかの状況です。

とても支払いをすることができる状況ではないことが明らかでしたので、自己破産の申立てを行う方向ですすめることになりました。

彼の借り入れは治療費と家族の生活費と返済のための借金が主な原因でした。パチンコなどのギャンブルもなく、浪費もありませんでした。

また、財産は車ぐらいしかなく、その車も価値がないと判断されるようなものでした。

そのため、同時廃止手続きですすめられることが予想される案件でした。

 

結果

自己破産の申立てを行ったところ、同時廃止手続きですすめることになりました。車も価値がないと判断され、とられることもありませんでした。

彼の現状を裁判所や債権者の方々にご理解いただき、免責まで認めてもらえました。

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